仕訳を知るために、簿記の取引とは何かを知ろう!
簿記の取引とは何かをご存知でしょうか?
お金の出入りがあれば、
何でも簿記の取引と言うと思いますか?
実はそんな事はありません。
一般に取引と言われても、
簿記上の取引とならない事もあるのです。
そして、一般的に取引と言われなくても、
簿記上の取引になる事があります。
簿記上の取引とはならないものの代表例として、
契約があります。
建物を借りたりする契約もありますし、
電話などで注文をする事もあるでしょう。
これらを取引という事もありますが、
簿記上の取引ではありません。
資産、負債、そして資本の増減自体が契約では、
全く生じませんので、
簿記上の取引とは言えないのです。
また、取引とは言わなくても、
簿記上の取引になるものは、
実際に価値のあるものが失われた事が挙げられます。
取引とは言いませんが、
建物が焼け落ちてしまったり、
盗難にあったりしたとします。
これらの出来事は取引ではないのですが、
資産が失われ、実際に資産が減少しまっている事です。
つまり、簿記上の取引として書かなくてはならない事なのです。
簿記上の取引なのか、または取引ではないのか。
正直、分かりにくい事が多いと思いますが、
一応把握しておきましょう。
簿記検定ではそれほど出題されません。
簿記で出てくる問題は、ほぼ全て簿記上の取引になるものです。
“簿記上の取引となるか、ならないかを判断せよ”
という問題でしか、
簿記上の取引とならない出来事は出題されないでしょう。